翻訳時の注意事項
<和英・英和 共通の注意>
翻訳することによって、情報量を減らさないこと。
日本語の意味に確固たる自信のない場合、広辞苑などで調べてから使用する。
(自分が辞書で確認したことのない日本語は、すべて調べてから使用すること)
<英和の注意>
なるべくカタカナを使わないようにする。
→カタカナ以外の選択肢がどうしても見つけ出せない場合のみ、限定してカタカナを使う。
→カタカナ表を作成し管理する。
複数の英単語をひとつの日本語に訳さない。
例)
“breach”は「侵入」、”intrusion”は「侵害」と訳し、両方を「侵入」と訳さない。(情報量を減らさない)
反対にひとつの英単語を複数の日本語に訳すことは可。(情報量が増えるのはよい)
→訳語表を作成する。(あとで、置換できるように)
英語を日本語に訳し、また英語に訳しなおした場合、同じ英語になるか注意する。(情報量を減らさない)
受動態ではなく、能動態にする。
例)
the media used
直訳: 使用されるメディア
能動態の訳: 使用するメディア
英単語に特徴がある場合、原語を括弧付きで残すこと。
単数か複数かに意味がある場合には、複数形名詞は必ず「〜群」、「a ...」などの単数形名詞は必ず「1つの〜」と訳す。
英文中で「message integrity check (MIC)」などのように、英単語の直後に括弧付きの頭字語の記述がある場合、日本語訳は「MIC (Message Integrity Check)」とする。
日本語では句読点で修飾詞(節)を離すことはできないので、関係文節を近接させる。
例)
ensure that you establish alternate paths for communication with critical sites such as phone lines with direct modem connections.
直訳
直接モデムに接続された電話線など、重要な場所との連絡には代行経路を確立する。
関係文節を近接させた訳
重要な場所との連絡には、直接モデムに接続された電話線など代行経路を確立する。
文章が長すぎる場合、2文に分割する。
「A, B, C or D」 という文は、「AかB、C、D、(のいずれか)」に訳し、「A,B,C and D」は「AとB、C、D(のすべて)」と訳す。個数が多い場合には、(のいずれか)や(のすべて)などを追加して読みやすくする。
代名詞を本来の名詞に置きかえることがあってもよい。
<和英の注意>
複数の日本語の単語をひとつの英単語に訳さない。
反対にひとつの日本語の単語を複数の英単語に訳すことは可。
日本語を英語に訳し、また日本語に訳しなおした場合、同じ日本語になるか注意する。(情報量を減らさない)
見出しなどは、キーワードを先頭に出す。
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