社会人心得101(ワンオーワン) @ yosihiro.com

Last Update on: February 2nd, 2000


TTTS (Train the Trainer Seminar) 受講のガイドライン
Revision 0.2 (1999/8/18)
Revision 0.3 (2000/2/2)
------------------------------------------------------------------------------==
TTTS 受講の使命

 Trainer(TTTS 受講者) は、Instructor(TTTS 講師)が提供した情報の
少なくとも100%を組織内に再展開する。

一般のトレーニング受講との違い

ポイント1(Trainer の既知の情報の展開)

 一般の受講では、ハンドアウトなどへのメモは主として、受講者の受講前の知識
になかった新しいことや興味のあることを記録し、また感心を持って聞く。
 TTTS 受講の際には、Instructor がどのように説明をするのかということも記録
しなければならない。

ポイント2(Trainer の許容能力以上の情報の展開)

 TTTS において、Trainer が技術的に理解できなかった場合には、Instructor の
表現をそのまま記録し、再展開する。

 これら2つのポイントが押さえられないと、情報量は確実に100%未満に
低下する。(下図を参照)

Instructor が提供する全情報
(100%)
Trainer の既知の知識 Trainer にとって
の新しい知識
ポイント1の領域 ポイント2の領域
手順 入手すべきもの (1)ハンドアウト   再展開の際に配布するため、ハンドアウトの電子ファイルを入手する。   - 新品ハンドアウトの入手    自分が書き込みをするのとは別に新品のハンドアウトの入手を試みる。    再展開の準備で、意外にハンドアウトの印刷に時間がかかったり、Instructor    からもらう電子ファイルが違っていたりする。TTTS で配布される印刷物その    ものを入手しておくのが、一番確実。    Instructor が複数の場合など、電子ファイルの不足が起こりやすい。 (2)プレゼンテーション   ハンドアウトと OHP などプレゼンテーション用の表示内容が異なる場合、   それらを入手する。 (3)演習環境の再現情報の入手   マシン演習付きの TTTS では、演習環境の再現に必要なソフトを Instractor   からその場でもらうか、ソフトの入手方法の情報を得る   (Instractor が持参しているメディアをもらえることが多い)   特に手元の演習マシン以外にサーバ側の環境の入手も忘れないようにすること 必須項目 (1)Instructor 名の記録   Instructor が複数で、セッションごとに名前がハンドアウトにない場合には、   後日質問などに備えて、表紙に名前を書いておく。  (2)Instructor の説明内容の記録   何(What)をどうやって(How)説明したかを記録   (自分の知識との差分だけをメモしてはならない)   ex) ハンドアウトの余白にメモを取ると、書く場所が足りなくなったりする     レター3穴の切り離し式レポート用紙を現地到着後すぐに購入しておく     説明をしたハンドアウトのページにレポート用紙を挿入するとよい     どのページで説明したかが重要になるので、レポート用紙に連続して     書き込まず、ハンドアウトのページに対応させる(レポート用紙を     ケチらない)     「図示」  (3)Instructor の進捗時間の記録   各ページごとに開始時間と終了時間を記録   開始時分をページ左上隅に「10:32〜」と書き込む   終了時分をページ右上隅に「〜10:42」と書き込む     「図示」     +-------------------------------------------------------------+     | 10:32〜 〜10:42 |     | | (4)Instructor の説明順序の記録   ハンドアウトの参照順序を記録   ページが12から25に飛んだ場合:    12ページの右上隅に「〜11:23→P.25」と書き込む    25ページの左上隅に「P.12→10:32〜」と書き込む     「図示」            ページ12     +-------------------------------------------------------------+     | 10:52〜 〜11:23→P.25 |     | |            ページ25     +-------------------------------------------------------------+     | P.12→11:23〜 〜12:05 |     | |    あるページが繰り返し参照された場合の例     「図示」     +-------------------------------------------------------------+     | 10:32〜 〜10:42 |     | P.42→14:05〜 〜14:12→P.43 |     | | (5)Instructor の説明補助資料の記録   配布資料、ホワイトボードなどの参照を順序の再現ができるように記録   どの資料を参照したかをページの上部中央に左側から順に書き込む     「図示」     +-------------------------------------------------------------+     | 10:32〜 資料1、付録Bの図3 〜10:42 |     | |     「図示」     +-------------------------------------------------------------+     | 10:32〜 P.52の図2    〜10:42 |     | |  (3),(4),(5) のために、ハンドアウトの上部余白を使用し、そこにはメモなどを 残さないようにする。 (6)演習時間の記録   (3) に加えて、演習時間はさらに以下を区分して記録    (6-1) 設定に関する時間    (6-2) 動作確認に関する時間    (6-3) 明文化された演習課題の他に、自習した時間 望ましい事柄  用語 Glossary の逐次作成   ハンドアウトなどで新しいキーワードが出てきた場合、それの Glossary を作成   TTTS 受講時に逐次、その場で行なうことで、現地でも役立つ。   (一般書籍で勉強するときに Glossary がないときの不便さを考える)  外部参照資料の一覧作成   受講時にその場でハードコピーが配布されない資料を外部参照資料という。   Web の URL などが代表的なもの。   外部参照資料を一覧表として、上記説明補助資料の記録とは別に作成   TTTS 受講時には特定色でマーキングし、受講後にまとめて抜粋してもよい。   この一覧表に沿って、帰国後に自習(復習)をする。 まとめ(事前に準備するもの)  1. メモ用のノート、もしくは、コピー用紙の束  2. 説明補助資料一覧表  3. 用語インデックス  4. 外部参照資料一覧表

[Page Top]   [Home Page]
Copyright 1999,2000 by Yoshihiro Satoh